「犬乃湯」店主のひとりごと

inunoyu.exblog.jp ブログトップ

無寒暑

他者の“オンリーワン”を認め、相手を自分の思うがままにしようとしなければ、怒ったりイライラしたりしなくなる、
と書いた前回でしたが、ここでもその最終形は「これでいいのだ」となります。

また、どんな自分でも、どんな相手でも認めるということは、「どうでもいい」のと同じです。

ただし、これは「無関心」とは違います。無関心はどちらでも自分には関係ないということですが、
「どうでもいい」というのはどちらに転んでも良いとする態度です。どちらも認めてしまうわけです。

核兵器があってもなくても無関心なのではなく、あるならある世界で生きる。
“核がある”という事実を、“私は認めない、許さない”と言ってみたって、“ある”という現実は消えません。
上の「核」は「基地」に置換が可能でしょう。

ただ、店主は核や基地をなくす必要はないなどとは言っていません。なければないのがいいに決っています。
しかし、それをなくそうとしてもなくならない、現実が思うがままにならない、
そこに「苦」や「怒」は生じるのだという認識は必要でしょう。

僧云、寒暑到來、如何廻避(寒暑到來、如何が廻避せん)

師云、何不向無寒暑處去(何ぞ無寒暑の處に向つて去らざる)

僧云、如何是無寒暑處(如何ならんか是れ無寒暑處)

師云、寒時寒殺闍梨、熱時熱殺闍梨(寒時には闍梨を寒殺し、熱時には闍梨を熱殺す)

『碧巌録』第四三則「洞山無寒暑」




ブログランキング参加中です。ぜひクリックをお願いします。
こちらは“にほんブログ村”で、
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
こちらは“人気ブログランキング”です。
人気ブログランキングへ
[PR]
by inunoyu | 2010-05-24 11:16

神奈川県平塚市にある、   「Dog Salon 犬乃湯」店主の ひとりごと。


by inunoyu
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite